2013.05.24 Friday
泥について
これも昨日の話。




一晩水につけておいた荒木田土を練ってみようとしたのですが、なかなかどうして、かんたんに粒が溶けているようなものではありませんでした。
なので大きな粒を爪で割ったり指で潰したりしながら、バケツの中で時間をかけて練る、練る。
すごい吸着力です。この匂いさえなければお肌のパックにできそう。
でも、やっぱり匂いが好きになれない。。。
要するに、畑の滞水しがちな畝間の土の匂いなのです。ドブ臭い。
有機物が多いということは、こういうことなんですね。
これを蓮池に投入する決心がつかず、この泥は、蓮池の上の方つまり大畝のコバ面の崩落防止用コーティングに使うことにしました。

うーん、ピーナッツチョコ。。。
蓮を育てる用の泥は、やっぱり当初のようにここから掘った粘土を使うことにします。
結晶や小石や鉄分をできるだけ含まない部分を取り分けておいたものと水を混ぜて、

カチカチの塊をほぐし、分離した小さな石を取り出し、また練る。
と、こんなコーヒークリーム色(?)の粘土ができました。
いやな匂いはなく色白な、でもパックにするにはハードスクラブな泥です。

これを蓮池に投入し、水中で手や長靴で練ったり池の壁面にかけたり。
そうか、、、ヒビのはいった土鍋でおかゆを炊くみたいなものですねこの作業は。
そんな子供の泥遊びみたいなことをしてから、今度は泥の量を増やしていきます。
まわりに掘り上げてあった粘土をバケツで溶いて、石をはねては池に投入、を繰り返す。
なかなか深さ10cmにならないものです。
あとまだ何回もやらないといけなそうです。はい、これもまた後日。
ところで、仮植えしている肝心の蓮が、ちょっと具合が悪そうです。

長く水だけで育てすぎたのか、まだうちの泥に馴染んでいないのか。
たぶん弱酸性なので相性が悪いのか。心配です。。。